合格体験記 合格体験記 日本人新入生Data 過去Data
(TOEFL・GMAT等)
過去Data
(その他)
 

 
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Class of 2014 Class of 2013 Class of 2012 Class of 2011  

 
M.H. (金融/男性)

H.M. (運輸/男性)

Y.H. (生命保険/男性)

Y.K. (製造/男性)

T.O. (生命保険/男性)

H.T. (製造/男性)

K.S. (金融/男性)

M.H.
性別:男
年齢:29歳(2016年8月入学現在)
業界:金融
職歴:M&Aアドバイザリー業務
学歴:神戸大学 経営学部
Why MBA?
・英語力の強化。M&Aアドバイザリー業務に従事する中で、多くの海外M&A案件に携わっていましたが、乏しい英語力のために案件でのパフォーマンスが極端に低下していました(英語での電話会議など苦痛でした)。今後更にキャリアを積んでいく中で、現在の仕事を続けていくためには英語力の底上げが必要だと判断し、社内選考に応募しました。
・仕事上、様々な国籍や業種の方と連携して仕事をすることが多かったため、ダイバーシティが溢れる環境により適応するため、MBAが最適な環境だと考えました。
Why UNC?
・バランスの取れたカリキュラム
・カレッジスポーツが強い
・生活環境がいい、家が広い、温かい
受験プロセス
2015年03月: 社内選考通過、TOEFL初受験(スコア83点)
2015年04月: TOEFL対策開始(Web TOEFL、Andy先生の勉強会、English Village)
2015年07月: GMAT対策開始(濱口塾)
2015年09月: GMAT受験1回目(580点)、GMAT受験2回目(640点)、12回目の受験でTOEFLスコアが100点到達(出願スコア)、エッセイ着手
2015年10月: 1st roundで1校出願、GMAT対策継続
2015年11月: 欧州の学校に追加で1校出願
2015年12月: GMAT受験3回目(680点、出願スコア)、GMAT受験4回目(650点)
2016年01月: 年末~年始にかけ計20校出願、UNCは3rd round、他校のインタビュースタート
2016年02月: 他校インタビュー、キャンパスビジット(UNCはせず)
2016年03月: UNCよりインビテーション受領、UNCインタビュー、UNC及び他4校合格
2016年04月: UNC進学決定
TOEFL
105点以上取得を目指しましたが、リスニングが中々伸びずに100点(R:27, L:23, S:20, W:30)がベストスコアとなりました。まずはTOEFLの形式に慣れること。純ドメであれば、リスニングとスピーキングを伸ばすに苦労すると思うので、一通り対策が終わった後はいつか点数がインフレするのを期待して本試験を受け続けるしかないと思います。私は計21回受験しました。形式慣れのためには、Web TOEFLとTPOというソフトを使うのがお勧めです。ライティングは何回か添削を受ける必要があるかと思いますが私はMBA業界では有名なJohn(今はJack Junior)の添削を受けました。100点に届かず苦しんでいた時にIELTSも数回受験しましたが、TOEFLで点数が伸びない時はIELTSを利用するのも手だと思います。
GMAT
GMATは濱口塾の教材を利用しました。問題が豊富にあり、解説音声も貰えるので自分のペースで勉強することができ、問題を消化する時間が十分に確保できる方にはお勧めです。特にSCは知識の定着が必要であったため、音声を繰り返し聞けるのは効果的でした。あと本試験ではタイムマネジメントが非常に重要です。Verbalでは、私はいつもRCは大問4問中2問はランダムクリックで済ませていました。なお、GMATはTOEFLのように長期的なスパンでやるものではなく、一定期間内に集中してやるのが効率的かと思います。
Essay
事前にネタ出し等は行っていましたが、エッセイの本格的な準備は12月のGMAT終了後からとなりました。日本人の社費生であれば、Why MBAやShort/Long Term Goalはそれほど苦労しないのではないかと思いますが、Leadership EpisodeやTeamwork Episode等はネタが重要になってくるので、事前に考えておくことが重要です。エッセイは文字数制限があるため、表面的な内容に留まってしまうこともありますが、後にインタビューで深堀りされることになるため、何度も繰り返し内容をブラッシュアップしていくことが必要かと思います。ユニークなお題を出している学校もありますが、多くの学校では質問は似通っているため、ある程度使い回しがききます。私は数打ちゃ当たる戦略で計20校以上出願しましたが、最初いくつかの学校のエッセイが固まった後は、その他のエッセイはスムーズに進めることができました。なおエッセイカウンセラーは江戸義塾のエドとJack Juniorにお願いしました。
Interview
インタビュー対策としては、想定質問に対し回答を準備しておきスムーズに受け答えができるようになるまで、繰り返し練習しました(ほぼ暗記の状態でしたが、こうでもしないと喋れませんでした)。UNCのインタビューではオーソドックスな質問しか聞かれなかったため、事前の準備が十分にできていれば問題ないかと思います。私の場合、インタビューはスカイプでアドミッションと行いました。
最後に
TOEFLやGMATのスコアメイクに追われ、中々結果に結びつかない時は本当に辛いかと思いますが、頑張って下さい!私もTOEFLで点数が出ない時期は心が折れそうになりましたが、何とかここまで辿り着くことができました。MBA生活が始まった後でも苦労することは色々とありますが受験期間中の苦しみを乗り越えた分、今では充実したキャンパスライフを過ごしています。UNCの魅力を知りたい時は、是非在校生や卒業生に連絡してみて下さい。皆様がUNCに来られるのをお待ちしています!
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H.M.
性別:男
年齢:32歳(2016年8月入学現在)
業界:運輸
職歴:関連事業4年、営業企画3年
学歴:一橋大学 社会学部
Why MBA?
・良質なビジネスに関する知識やスキルを短期間でインプットし、基礎能力を高めるため。
・言語や文化の異なる厳しい環境でアウトプットを行い、実践能力を磨くため。
Why UNC?
・ チームワーク重視で、スタディーグループでの活動が多い。
・ リーダーシップ教育のプログラムが手厚い。
・ 日本人卒業生のネットワークに活気があり、魅力的な方が多い。
・ 気候が温暖で自然が豊か、治安のよい立地条件(妻や子供も同行するので大前提)。
受験プロセス
2006年02月:カナダに半年間の語学留学した結果、TOEIC970点。 
2014年08月:TOEFLスコア68点(無勉強での1回目。)
2014年12月:TOEFLスコア90点(2回目。R・Lの問題演習後。)
2015年04月: 社内選考通過
2015年05月: AGOSにてGMAT GW集中講座、TOEFL Writing講座を受講(~6月)
2015年05月: E4TGにてTOEFL Speaking講座を受講(~8月)
2015年06月: 某コンサルタントと契約、エッセイのネタ出し等に着手
2015年07月: TOEFL98点(3回目)
2015年08月: TOEFL105点(4回目)、107点(5回目、終了)
2015年09月: AffianceにてGMAT Verbal対策週末講座、Math平日補講受講
2015年09月: GMAT受験1回目(590点 キャンセル)
2015年11月: GMAT受験2回目(650点)
2015年12月: GMAT受験3回目(710点、終了)、エッセイ本気着手
2016年01月: 6校出願(UNCは3rd round)、4校とインタビュー(~2月)
2016年03月: UNC合格、他3校合格、2校不合格、UNCへの進学決定
TOEFL
最終スコア107点(R:30,L:27,W:27,S:23)
闇雲に学習せず、「TOEFLの傾向を理解」、「自分の目標点を設定」、「目標と実力のギャップを埋める」、というアプローチで行うのが基本だと思います。目標や実力が違えば効果的な学習方法も違うので、先輩のアドバイスや予備校での学習内容も取捨選択が必要です。

私の場合は、RとLはある程度の下地があったため、「単語力の強化」と「問題演習」を行いました。具体的には、「毎日ミニ模試TOEFLテストiBTリーディング(テイエス企画)」などのテスト形式のRの問題演習30題程度、「TOEFLテスト英単語3800(旺文社)」という単語帳の暗記、Lについては、アプリを利用して150題程度を解きまた。「学術用語」や「キャンパス用語」を知る必要があり、「英字新聞」などで学習するより、素直に「TOEFLの問題集」を使うことが一番効果的だと思います。

Wについては、アゴスの「Writing Strategy Independent / Integrated」の2つを受講しました。「要点のまとめ方」、「基本表現の習得」などの基礎ができて以降は、友人と情報交換しながら、より機械採点に有利なテンプレート探しを行い、スコアを伸ばしました。

Sについては、E4TGという予備校で、メソッドに従った「型作り」とその「練習」を行いました。多忙のため、校外で「練習」の時間を取れなかったため4か月間も受講してしまいましたが、入校要件を満たして同校に通い、効果的に学習すれば1,2か月でS:23点まで取ることが可能かと思います。
GMAT
最終スコア710点(V:37,Q:50,AWA6,IR5)
アゴスとアフィアンスという予備校、2校に通いました。学習環境が全く異なる2校で、どちらが良いということはなく、好みの問題だと思います。私の場合は、アットホームな環境で先生やクラスメイトと密度高く学習するアフィアンスが合っていたようです。

Vについてはアゴス受講後、アフィアンス受講中も単語の学習や問題演習の継続的に行いましたが、苦戦しました。結果的にスコアを一番伸ばせた要因は、アフィアンスで習った一見遠回りに思われた「解法」を、一つ一つ愚直に実践しながら問題演習を行うようにしたことでした。

Qについては、中学受験や大学受験の下地により、49点程度の実力がもともとあったため、完成度を高める学習を行いました。50点の壁は、「ケアレスミスをなくすこと」、「効率的な解法を身に着けること」で、アフィアンスの授業と問題演習により乗り越えました。51点の壁は、「数学的センスで解法をひらめくこと」と感じましたが、最終的に一度も取得できませんでした。
Essay
コンサルタントについては早めに決めていたものの、自分がテストのスコアメイクに時間をかけていたこと、コンサルタントとの相性が悪く(彼の実力不足?)良質なサポート受けられなかったことが原因で、エッセイに本格着手できたのは12月に入ってからでした。

1か月程度で通常業務をこなしながら6校分のエッセイ執筆を行うのはなかなか困難で、結果的には「学校研究」が不足した、「間に合わせ」の仕上がりだったと感じています。UNCよりランキングが上位の2校からインタビューに呼んでもらえなかった要因の大きな一つと考えています。

「コンサルタントは熟慮して選ぶこと」、「エッセイには、自己分析・学校研究など、必要な時間をかけること」という当たり前の2点がこれから受験する方へのアドバイスです。
Interview
レアジョブとコンサルタントとの模擬インタビューを2か月程度行いました。
元々、日本語であれば面接は得意な方でしたので、それをいかに英語で再現できるかという点が課題で、演習して慣れながらネイティブに英語表現を磨いて行くというアプローチで取り組みました。結果的には面接に呼んでいただいた学校はすべて合格をいただくことができました。
最後に
MBA受験はプレッシャーや時間との闘いになるかと思います。私もその過程で、会社の方や家族、受験仲間の支えに大いに助けられました。これから受験される方にも、つらい時、悩んだ時は周りの方に頼ったり、励ましあったりして乗り越えていただければと思います。何かお手伝いできることがあれば、私を含めたUNCの現役生・卒業生にもお気軽にお声掛けください。
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Y.H.
性別:男
年齢:33歳(2016年8月入学現在)
業界:生命保険
職歴:証券会社にてリテール顧客対応半年、経理財務部門1年半、その後転職、外資生保にて経理財務関連業務6年
学歴:名古屋大学 理学部 数理学科
Why MBA?
業務で米国本社や海外取引先とのコミュニケーションが増え、国際的なビジネススキルを身につける必要性にかられたため社内選考に応募しました。また、年次が上がるにつれて社外ネットワークの必要性も同時に感じていたため、MBAで広いビジネスネットワークを築きたいと感じたことも理由の一つです。
Why UNC?
少し特殊な理由になりますが、現在所属している会社の米国本社もアメリカ南部に位置し、業務での滞在経験や普段の本社同僚との仕事のしやすさ、気候や人の穏やかなイメージから南部に愛着を持っていたので、UNCを含めた南部の大学を多く受験していました。
受験プロセス
2013年09月:TOEIC910点
2014年12月:社内選考通過
2015年01月:TOEFL75点(1回目)
2015年02月:プロジェクトで渡米
2015年05月:帰国、AGOS, YES, Affinity, 濱口塾, 江戸義塾などを物色する
2015年07月:TOEFL98点(7回目)
2015年08月:GMAT受験1回目(620点 キャンセル)
2015年10月:GMATもTOEFLも伸び悩み、GREとIELTSを並行して受験開始
2016年 01月:GRE受験2回目(GMAT換算670点、出願スコア)、エッセイ本気着手
2016年01月:2ndにて5校出願(1校出願キャンセル)、2校とインタビュー1校合格
2016年03月:3rdにて2校出願 UNC合格、UNCへの進学決定
TOEFL
外資系企業で英語を日常的に使う環境でしたが、TOEFLの試験形式になかなか慣れず、結局思い通りの点数に至りませんでした。途中でIELTSに手を出したりしましたが、こちらもさほど大きくは向上しませんでした。ただ、おそらくTOEFLやIELTSの点数は面接やエッセイで十分英語力をみせることができれば合否判断対象にはなっていないように感じます。年末になって切羽詰まってきた段階で早々に他の対応すべきコンテンツに時間を充当した方が、合格のためには得策だと思います。予備校についてはどこもしっくりくるところがなく、結果が伴わなかったので割愛させていただきます。
GMAT
こちらも苦労しました。数学ではGMAT/GREで満点が出せてもなかなかverbalで、特にcritical reasoningの解法が最後まで納得できず、点数に伸び悩みました。結局UNCについては、数学で稼ぐことができるGREで出願しました。昨今の各大学の出願状況データを見ていただくとわかると思いますが、GREでの受験者比率は年々上がっており、受験生の得意分野によっては最初からGMATではなくGREで受験した方が効率的な場合もあります。文系であればGREを薦める予備校もあるようですが、個人的には理系でこそGREの方が相対的に有利なGMAT換算点を取得できると思います。自分がどちらに向いているか早めに見極めて、効率的に受験期間を乗り切ることをお勧めします。
Essay
2015年11月に濱口塾の濱口塾長に依頼しました。エッセイコンテンツは早々に決まっていたのですが、表現に関して何度も修正を余儀なくされ、出願ギリギリのタイミングまで校正を重ねました。スケジュールに余裕がないような場合は、対応のスピーディさやフィードバックの明瞭さから濱口塾をお勧めします。
Interview
濱口塾経由でMathewに依頼しました。転職活動の経験などから英語での面接は比較的慣れていたので、面接本番前に何度かMathewとシミュレーションして面接に臨みました。また、合格を頂いた学校については現地でクラスビジットもかねて面接してもらっています。クラスビジットでアテンドする2年生はアドミッションとの繋がりも強いので、クラスやランチで積極的に質問するなどして熱意をアピールしたことで限られた日本人受験生の中でのユニークさを強調することができたと思います。
最後に
受験生のゴールは合格することであって、GMATやTOEFLの点数を上げることはあくまで一手段です。確かに点数は必要条件ですが、途中でそれらに埒が明かなくなったら、臨機応変に別の視点を持って戦略を立て直すことが最善です。私のような試験点数でも、幸いトップ20位以内の数校から合格をもらえたのも、長い時間GMATやTOEFLに執着せずに方針を転換し、ユニークな動機や学校へのフィット感を現地での面接やエッセイで十分アピールできたからだと思います。試験点数に傾倒しすぎることなく、ご自身を1パッケージとしてアピールする包括的な戦略を練ることをお勧めします。理系で留学経験もなく、しかも日本人社費受験生としては珍しい転職経験があり(外資系企業で社費留学があるのも珍しいですが)GRE、IELTSでの受験など、少し王道のMBA受験生が歩む道からは外れますが、そのような場合でも合格する道があるということは受験を通じて実感しています。このような経験談からのアドバイスでも良ければ喜んでご相談に乗らせて頂きたいと思います。
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Y.K.
性別:男
年齢:28歳(2016年8月入学現在)
業界:製造
職歴:営業(4年)、経営企画(2年)
学歴:慶應義塾大学 環境情報学部
Why MBA?
・全社戦略に携わるにあたり、データ分析手法と、一通りのファンクションに対する理解を身に付ける必要を感じたため
・英語力を向上するため
・海外生活を経験するため
Why UNC?
・コア科目が充実しており、上記のスキルをしっかり身に付けられそうだと思ったから
・面接したアドミッションのカジュアルな雰囲気が気に入ったから
受験プロセス
2014年10月: MBAを受験してみないかと声をかけられ、チャレンジを決意
2014年12月: 予備校通学開始(AGOS) TOEFL模擬試験(60点)
2015年01月: TOEFL初受験(77点)
2015年05月: TOEFL 3回目(94点)、AGOS GMATコース開始
2016年08月: TOEFL 6回目(100点) TOEFL学習終了
       GMAT初受験 酷すぎてスコアキャンセル
2016年09月: GMAT 2回目(680点) GMAT学習終了、Application作成開始
2016年12月: UNC含め4校に出願
2016年02月: UNC以外3校と面接、うち1校のみビジット 意外と余裕なのか?
2016年03月: 2校不合格 やばいかもしれない
       UNC 電話面接(深夜だったので家でスーツを着たくなかった)
       ⇒2日後UNC合格通知!
TOEFL
すべてAGOSのコースで完結させました。一番時間をかけたのがListeningです。学習当初は何を言っているのかちんぷんかんぷんでしたが、愚直に毎日シャドーイングを繰り返した結果、最終スコアは満足できるもの(28点)になりました。反対に、Writingはもっとやっておけば良かったと後悔しています(21点)。私の場合、無駄なプライドが邪魔をして、「自分の思ってもいないことは書きたくない」とテンプレを否定していたのが敗因です。とにかくテンプレートを何回も声に出して読み、暗記してタイプするぐらいやり込むことが重要です。Readingは大学受験の時に頑張ったので、勘を取り戻す程度。Speakingは内容よりも発音を重視し始めてからスコアが上がりました。
GMAT
VerbalのみAGOSを受講。日本人ならMathは余裕と聞いて、受講しませんでした。失敗でした。数Ⅰまでしか取らなかった私立文系直球の私には、全く当てはまりませんでした。仕方ないので、マスアカと呼ばれるテキストを購入。市販のテキストとしては、唯一解法が体系化されたものだと思います。数学が苦手な人にとっては必須。Verbalは塾に通って本当に良かったと思います。特有のセオリーがあるので、独学はおすすめしません(無駄に時間がかかるだけだと思います)。本番は奇跡的にVerbalが高得点で680点でしたが、Mathの一問目で緊張して10分近くフリーズしてしまったのが心残りです。
Essay
AGOSとEssay Edgeを利用しました。「英語力を身に付けたいから」という理由で、ネイティブ・カウンセラーを選択する方が多いですが、英語力に不安があるならば、初期段階からネイティブを利用することはおすすめしません。自分の言いたいことがしっかり決まっていなければ、カウンセリングの時間が無駄に終わることもあります。私の場合、ネイティブとのディスカッションが全然進まなかったため、日本人カウンセラーと内容を固めることに専念。その後、英語ドラフトをEssay Edgeへ送付。拙い英語でも綺麗にブラッシュアップしてくれました。
Interview
インタビュー対策は非常に後悔しています。エッセイを書き上げ、インビテーションを貰えた時点で安心してしまい、ほとんど模擬インタビューをしませんでした。想定問答はしっかりと作成し、暗唱できるように一人練習しましたが、やはりプロからの客観的な評価がなければ意味がないと痛感しました。UNCのインタビューは「本当に面接なのか?」と思うぐらいカジュアルなもので、why MBA?などは聞かれず、「大学のときの研究が面白いから、話を聞かせて」とかで終わりました。今思えば、練習とは関係ない部分でナチュラルに回答出来たのが良かったのかもしれません。
最後に
私の場合、会社で初の社費MBA派遣生ということもあり、周囲に情報を聞ける人が全くいませんでした。結果として、特にApplication作成では非効率的なことをしていました。MBA受験は、ある意味で情報戦です。ぜひ予備校で出会った受験生などと積極的に仲良くなり、情報交換してみてください!健闘を祈ります!
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T.O.
性別:男
年齢:31歳(2016年8月入学現在)
業界:生命保険
職歴:資産運用(6年)
学歴:東京大学 工学部/東京大学大学院 工学系研究科
Why MBA?
・資産運用の中でもニッチな分野に特化していたため、他の運用資産の知識が不足していました。MBAではそれらを効率的かつ実践的に勉強できると考えました。
・担当業務において英語によるコミュニケーション能力不足を感じており、濃密な海外経験を積めるMBAはその向上に最適だと考えました。
Why UNC?
・ファイナンス含む幅広い分野で高い評価を得ており、満遍なく質の高い教育が期待されるため。
・治安の良さや温暖な気候、カレッジスポーツ(特にバスケットボール)の盛り上がりも後押し要因です。
・日本人卒業生の雰囲気が自分に合っていると感じたことが最後の決め手になりました。
受験プロセス
2014年12月: TOEFL対策開始
2015年01月: 濱口塾と契約(TOEFL、GMAT、エッセイ、インタビュー)、TOEFL 1回目71点、2回目90点
2015年04月: TOEFL 5回目95点、スカイプ英会話(My Tutor)でスピーキング対策開始
2015年05月: ゴールデンウィークに猛勉強、TOEFL 6回目107点、GMAT対策開始
2015年07月: GMATPrep 680点、本番での700点も近いと勘違いする
2015年08月: GMAT 1回目620点
2015年10月: GMAT 2回目680点
2015年11月: GMAT 3回目740点、アゴスと契約(エッセイ、インタビュー)、エッセイ対策開始するもGMAT終了の安心感と業務が忙しくなったことで進捗が遅れる
2016年01月: 年末年始に追い込みUNC含む5校出願
2016年02月: 3校キャンパスビジット、1校出願、UNC含む5校インタビュー
2016年03月: UNC含む2校合格、1校ウェイトリスト→辞退、3校不合格、UNCへの進学決定
TOEFL
出願スコア107点(R30, L29, S22, W26)
濱口塾で一通り勉強し、その他にも様々な参考書や勉強法に手を出しましたが、特にスコアに影響したと考えているのは以下です。

(単語)「TOEFLテスト英単語3800」のランク1を90%、ランク2を80%、ランク3を50%、ランク4を20%程度暗記しました。ランク3以降はあまり覚えられませんでしたが、最も単語の難易度が高いReadingにおいて2回目の受験から安定して28点が取れていたので、単語力はこの程度で十分なのかと思います。

(Reading)慣れと時間配分が重要だと感じ、1-2日に1題のペースで「受験英語からのTOEFL Test iBTリーディング」を解いていました。

(Listening)濱口塾の教材が本番よりも少し難易度が高く、シャドーイングを繰り返すことで力がつきました。シャドーイングはただ音を真似するだけでなく、意味を理解しながら行うことが重要です。また、5回目の受験からメモを取ることで集中力が増して成功しました。

(Speaking)非常に伸び悩んだパートですが、My Tutorというオンライン英会話でゴールデンウィークに毎日3-4時間の問題演習を行い、何とか22点を取ることができました。本番形式で練習を繰り返すことが得点アップにつながると思います。

(Writing)Independentはウェブトフル、Integratedは濱口塾の教材を中心に勉強しました。Independentは苦労しましたが、少しでも文字数を稼ぐことで評価が上がったように思います。Integratedはリスニングさえ出来れば後はテンプレートに当てはめることで良い評価が得られます。
GMAT
出願スコア740点(V38, Q51, AWA5.0, IR7)
TOEFL終了後に濱口塾の教材で勉強を開始しました。濱口塾はライブで授業を受けることも可能ですが、解説と過去授業の音声データが充実しているため、時間にとらわれずフレキシブルに勉強を進めることができました。以下は科目別の勉強方法です。

(Verbal)CRとRCは素直な読解問題だと感じましたので、形式に慣れるため日々少しずつ問題を解く程度に留め、SC対策に時間をかけました。本番では時間との勝負になりますので、あまり1問に悩み過ぎずサクサク進めて行くことがポイントだと思います。

(Quantitative)濱口塾の教材を全てマスターしました。また、主な試験範囲である中学-高校1年の数学は元々得意だったこともあり、3回全て51点を取ることができました。日によって難易度の差があるように感じましたので、得意な方でも気を抜かないようご注意下さい。

(IR)Official Guideの問題を2周しました。Verbal同様に時間が足りませんでしたので、悩む問題はすぐに諦めて他の問題に時間を使いました。

(AWA)濱口塾のテンプレートを暗記したのみです。

(全般)GMATは時間との戦いでしたので、当日は朝から頭を英語モードに切り替えることを心がけました。そのためSCとCRをそれぞれ10問程度解いてから家を出たり、リスニング試験はありませんが英語を聴きながら会場に向かったりしました。
Essay
対策を始めるのが遅れた上になかなか軌道に乗せることができず、反省だらけのパートです。1月に濱口塾と契約をしていましたが、直接会って議論したいと思い(濱口塾は関西拠点ですが私は東京に住んでいたため)、GMAT終了後の11月からアゴスの岡田さんにお世話になりました。最終的には岡田さんと内容を固め、濱口塾(塾長及びMatthew)で英語を見てもらう形になりました。反省点は11月までTOEFLやGMATを言い訳にして全く手をつけなかったことです。質を高めるため、また1stラウンドで出願するためにも、他の勉強の10%程度でも春先頃から時間を割いて準備をすれば良かったです。
Interview
Matthewと5回程モックインタビューを行い、模範回答を蓄積しました。結果的にうまく話せたと思った学校は合格し、そうでない学校は不合格でしたので、インタビューの出来が合否を分けたと思います。エッセイ提出後にやや燃え尽き、対策が後手に回ってしまったのが反省点です。インタビューの成功確率を上げるためさらに練習すべきでした。
最後に
MBA受験の各プロセスは過去に経験のないことばかりですので、各プロセスにどれだけ時間がかかるかはやってみないとわからないことも多いです。また、人それぞれ得意・不得意分野があり、他人の経験が自分に当てはまるとは限りません。したがって、これは私自身の反省点でもありますが、何事も早めに取り掛かることや、余裕があるように思えても気を抜かないことが大事です。1年間の辛抱だと思い最後まで全力を尽くして下さい。頑張れば頑張るほど良い結果が得られるはずです。
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H.T.
性別:男
年齢:32歳(2016年8月入学現在)
業界:製造
職歴:経理1年、人事2年、営業企画5年
学歴:京都大学 文学部
Why MBA?
・ゼネラリストとして地道に歩んできた自分のキャリアをレベルアップさせるために、ビジネス全般にかかわる幅広い視野を得たいと思ったから。
・不足している海外経験を補って、強みに変えたいと思ったから。
Why UNC?
・少人数で、生徒・教授・卒業生ともにサポーティブな校風に魅力を感じたから。
・治安、住環境がとてもよく、妻・子供2人と2年間を過ごすのに最適だと思ったから。
受験プロセス
2015年03月: 社内選考通過(当時TOEIC670点)
2015年04月: AGOSに通学開始。TOEFL初受験(76点)
2015年07月: AGOSのGMAT講座受講
2015年09月: TOEFL103点(出願スコア)
2015年10月: GMAT初受験 640点。
2015年11月: GMAT 680点、AGOSのカウンセラーとエッセイに着手するも、苦戦。
2016年01月: 年末年始にかけて、エッセイ作成に集中。4校に出願。UNCは3rd round。思い立ってGMATを再受験してみたら少し良くなり、700点に差替え(出願スコア)
2016年02月:UNCからは面接招待がないまま、他3校インタビュー
2016年03月:あきらめかけていましたが、合格発表直前で面接に招待され、UNCインタビュー(アドミッションとスカイプで)。UNC合格。他2校合格、1校不合格。
TOEFL
英語はあまり得意でなく、苦労しました。結果が出ない中でも、継続して本試験を受けたのがよかったと思います。4月から7月までは月1ペースで、力がついてきた8月から9月にかけて、月2ペースに増やしてスコアメイクを図りました。自分の苦手分野や誤答の傾向がわかりましたし、対策方法を細かくチューニングできたと思います。私の場合は、Rは単語力強化(3800をフラッシュカード化しました)、Lは模試音源のディクテーションが効果がありました。Sはとにかくゆっくり大きくしゃべることだけを考えました。Wは最後まで苦手でした。
会場は、自分にあった会場を見つけるように心がけました。私は、とれるかわからない人気会場を狙うよりは、毎回同じ会場で安心して受験できるほうがよかったので、同じ小規模会場で受け続けました。リラックスできてよかったと思います。
GMAT
基本的には、AGOSの講座を受講して、反復練習をしました。GMATは受験回数が限られるので、Prepや市販本のオンライン模試などを積極的に利用して自分の苦手分野を分析するようにしていました。また、本試験では、RC/CR/SCごとのスコアがわかる有料の公式レポートを活用して自分のパフォーマンスを確かめました。私の場合は、RCの点数が安定しない一方で他分野はコンスタントに改善していることがわかり、対策の重点を苦手分野に効率的に振り向けることができました。あとは、やっぱり体力が大事だと思いましたので、試験の二日前からたっぷり食べてたっぷり寝るようにしていました(子供みたいですが…)。
Essay
AGOSのカウンセラーにお世話になりました。日本人カウンセラーの方にネタ出しや構成を相談して、ネイティブカウンセラーの方にエディットしてもらいながら効果的な伝え方を教わりました。自分の経験に寄り添って指導していただき、とてもフィットしていたと思います。しかし、エッセイは一番苦戦したモジュールで、出願プロセス全体を見ると、結果的にエッセイ準備がネックになって、提出校数を絞ることになりました。(1)なるべく早めに、優れたエッセイサンプルにたくさん触れて、アドミッションに強くアピールするトピックがどんなものか、イメージをつかんでおくべきでした。(2)同じく、なるべく早めにMBA経験者や在校生等に積極的にアプローチしてアドバイスを請うべきでした。
Interview
想定質問に対して1~2分でエピソードを話す練習を繰り返しました。AGOSのカウンセラーとのセッションを2回ほど受けましたが、そのほかは基本的に一人でぶつぶつと練習しました。UNCのスカイプ面接はごくごく基本的な質問内容で、取り組みやすいと感じました。
最後に
MBA受験は、多くの方にとってなじみのないプロセスでしょうから、不安が尽きないと思います。その中で力を発揮するのは大変だと思いますが、不安を取り除くために力になれることがありましたら、私たち在校生や卒業生にもぜひお声かけください。
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K.S.
性別:男
年齢:27歳(2016年8月入学現在)
業界:金融
職歴:システム開発(1.5年)、企画(1.5年)
学歴:筑波大学 情報学群 情報科学類/カリフォルニア大学アーバイン校(交換留学1年)
Why MBA?
・もともとやりたかったファンドマネージャーの仕事を目指すため(MBAなら企業経営とは何ぞやを知れるため、ファイナンスに特化するより良いんじゃないかと思った)
・ドメスティックなキャリアから抜け出し、世界規模でビジネスができるようになりたかった
・英語をもっと磨きたいと思った(もともと入社3年程でどこかに留学しようと思っていた)
Why UNC?
・比較的少人数なのでクラスメイトとじっくり関係を構築できそうだった
・自分に足りないリーダーシップ力をつけるのに良さそうだった
・合格後に出会ったアラムナイがとても良い方ばかりだと思った
・自分には田舎の環境が合っていると思った
TOEFL
TOEFLはとにかく難しいというイメージがあったため、自分はIELTSを選びました。IELTS7.0点はTOEFL90点か英検1級と同じくらいの難易度だと思います。実は公式問題集を何回か解く程度で、あまり真剣に勉強していませんでしたが、最初は6.5点だったのが何度か受けているうちに7.0点になったためそれで出願しました(頑張っていれば7.5くらい取れたかも・・・)。巷では簡単だと噂されているIELTSですが、ライティングの採点に癖があることはあまり知られていません。自分はTOEFLのライティングならば25点前後取れると思いますが、IELTSでは最後まで良い点が出ませんでした。ライティングで足切りを設けている学校もあるので、敢えてIELTSを選ぶという決断は諸刃の剣かもしれません。
GMAT
・1回目(5月)600点(V26, Q47, AWA4.0, IR4)
・2回目(7月)660点(V33, Q48, AWA4.5, IR7)
・3回目(9月)590点(キャンセル)
・4回目(10月)710点(V38, Q49, AWA5.0, IR5)⇒受験終了
GMATはGW頃から取り掛かり、最後まで独学で押し通しました。VerbalはOG2015、OGの別冊、Manhattan Prepの模試(本を買うとネットで使える)を使いました。Quantitativeはマスアカで単語を覚えた上で、OG2015、Manhattan Prepの模試を使いました(Qは最後まで苦手・・・)。ちなみにManhattan Prepの模試は、特にQの出来が非常に良いと思うのでおすすめです。問題を解く際には1問単位で時間を測り、かつ復習もすることをお勧めします。AWAは、OGに載っている1回分の解答例を、受験会場に向かうまでの地下鉄の中で暗記しました。IRは何もしていません。
Essay
インターフェイスのルクレア氏に指導していただきました。ルクレア氏はアメリカに住んでいるため、やり取りはメールまたはスカイプです。毎週土曜日にセッションを入れてもらって、その場で添削やコメントをもらいます。そして次週までに作文してまた見てもらう・・・この繰り返しです。必ず次週までに何か提出しなくてはならないので、緊張感を保つことができ、怠惰な私には良いスタイルだったと思います(面倒くさがりなので通学じゃないという点も良かった)。自宅にインターネットが無かったのですがルクレア氏と話すために回線も契約しました。ネタ出しをしてレジュメを作るまでが一苦労でしたが、いったん基礎ができてしまえば、回を追うごとにエッセイ作成の効率は加速度的に向上することが実感できました。
Interview
インタビューも、ほとんどの問いがエッセイで問われる内容で対応でき、したがってエッセイで土台をしっかり作っておくことが重要だと思いました。何度もルクレア氏にトレーニングして頂き、そのたびに貰えるアドバイスを取り入れていくことで、本番はむしろ想定内の質問ばかりでリラックスして臨めたと思います。UNCのインタビューは30分間のSkypeにしてもらい、意表を突くような質問は一切なく、学校側の誠実さを感じました。
最後に
私はこの学年で唯一の私費学生です。私費ならではの苦悩(受験、学費、退職etc)が沢山あることだと思いますが、一度しか無い人生ですので、もしMBAに行きたいという気持ちがある方は果敢にチャレンジしてください。グローバルに目を向ければ、MBAへは私費で来るのが普通です。インド人学生など、学費の面で日本人よりはるかに大きなものを背負ってきていますし、よって彼らのまなざしは真剣です。考えてみれば日本人は私費であっても恵まれた存在です(社費の人は“極めて“恵まれた存在です)。ぜひ一緒に頑張りましょう!UNCでお待ちしています。
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