MBAプログラムの中で注目を集めている分野の一つが Sustainable Enterpriseです。「持続可能なビジネスモデルの構築」というコンセプトの元で始まった、MBAの世界の中では比較的新しい研究分野です。UNCではCenter
for Sustainable Enterpriseという独自の組織を抱え、積極的に研究およびその実践を推進しています。
実践面においては、Kenan Instituteという組織を設け、ノースカロライナのローカル企業やアジアの企業に対しコンサルティングを行っています。学生は、ここを通じて"Sustainability"をテーマとするプロジェクトや研究に参加できます。さらに2年生のMod4では、Sustainability Leadership Capstoneを選択し実戦経験を積むことができます。エネルギー産業やインフラ産業出身で、この分野への問題意識を強く持ちUNCへ入学してきている人も多くいます。
国際性
International Studentを積極的に受け入れているといっても、まだまだMBAの世界はUS-centralizedです。そんな中で、UNCはスペイン語教育、中国語教育、交換留学、海外研修等の様々な国際プログラムを提供しています(詳細は後述)。毎年多くの生徒がこれらのプログラムを通じて、アジアや中南米、欧州諸国を訪れます。そのため、自国に注力しがちなアメリカ人であっても、UNCには国際志向が強い生徒が集まります。全般的にUNCのMBA学生がInternational Studentに対してオープンなのは、そういった学校のカラーからも来ているのかもしれません。