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T.I. (金融/男性)

T.M. (メーカー/男性)
T.I.
性別:男
年齢:30歳(2021年8月入学現在)
業界:金融
職歴:法人営業・ファイナンス(法人営業2年半・NY支店1年・買収ファイナンス5年)
学歴:立教大学異文化コミュニケーション学部
Why MBA?
  • NY支店でのトレーニー勤務や約5年にわたるM&Aファイナンス(所謂レバレッジドファイナンス)の経験を通じ、所謂企画・立案・資金調達・Executionといったビジネスを「創り上げていく」力を身に着けたい、その中で自分自身として銀行員を超えた何かが学べるのでは、との考えを持った。
  • グローバル案件でネイティブスピーカーとも対等に交渉できるコミュニケーション能力・リーダーシップを身に着けたいと思った。
  • 上記①・②を短期間で且つ刺激的な環境で身に着け、ネットワークも構築できるMBAを志向。加え、今後伝統的なアセットマネジメントやバンキング業務からより進化していかねばならない自身の勤め先との方向性も合っていると(勝手ながら)感じたため、社費でMBAを目指すこととした。
Why UNC?
  • 欧州MBAと悩んだが、ネイティブに囲まれることである種「追い込まれる経験」ができるのは米国なのではと考えた。
  • スタートアップとの接点が多く持てるリサーチ・トライアングルを魅力的に感じた。
  • ハンズオン系の授業が充実しており、特に二年目はElectiveを自身の興味の思うままに取ることができる柔軟性も◎。
  • 家族帯同の為、治安がよく、気候も過ごしやすいこと。
  • 日本人の卒業生が皆UNCやChapel Hillに凄く愛着を持っているように感じた。
受験プロセス
2018年10月:
社費選考の合格通知受け。TOEFLの勉強を開始するも、案件でバタバタし年内~年明けまではあまり手がつかず。11月以降1カ月に一回のペースでTOEFLを受け続ける。

2019年3‐5月:
TOEFLが伸び悩み、中々100点までいかない。巷では「3月までにTOEFL100点あったほうが良い」的な話もあり、相当追い込まれる。第二子主産を6月に控えた妻に迷惑をかけまくりながら、何とか5月にTOEFL105点をゲットし、即GMATへ移行(105点取った日は嬉しくて、職場で小さくガッツポーズをしました。妻に報告したら、久方ぶりに外食でおいしいイタリアンに行ってなんだか幸せな気分になりました)。

2019年6‐8月:
ひたすらGMATに取り組みつつ、AGOS夏祭りや個別のセッションに参加し夢を膨らます。然しながら、実質高校一年生くらいまでしかまともに数学をやっておらず、「The 私大文系」のバックグランドがここにきて足を引っ張り、「Mathはマスアカだけやっていれば良い」説が自分には全く当てはまらないと自覚。Prepで650くらいとれたので、とりあえず600点くらい取ってどこか抑えを受験できる水準を確保しよう、と見切り発車でGMATを受けるも530点を叩き出す(死亡)。

2018年09月:
AGOS中山先生の個人コンサルに加え、PREPや各種問題集を何週も解き、自信満々で臨むも再び530点を記録。もはやどうしたらよいのかわからなくなる。

2018年10月:
ひたすら学校説明会に参加しながらも勉強を続ける。あるとき、GREへの転向をすべきでは?との考えが頭によぎり、単語カードを即購入。単語カードに関連するボキャブラリーを書き込みまくり、仕事の行帰りや一人でランチを取る際にひたすら暗記。結果、GMATは引き続き渋いスコア(590点)もGREで314点(V:152・M:162)を出し、何となく明るい気持ちになる(決して良いスコアではないのですが、アゴスの岡田先生から「最低限勝負できるスコアです!」と励まされ、自分の強みはGMATやGREではなく多分インタビューだろう、と思い込むようになる)。

2019年11月::
GMAT・GREを引き続き受験するも伸びず。

2019年12月:
GREを受験するも10月のスコアと同スコアに留まる(GMATも640点に至ったが、GREで出願)。ビジットに行かないと後で後悔する、との思いから欧州のVisitを敢行(米国は限られた期間で複数校回るのも難しく、加えこの時はまだ欧州のほうが気になっていた)。欧州4校(イギリス・スペイン等)、モチベーションが最高潮に高まる。帰国後、面接を行っていた2校から合格通知を受領。

2020年1‐3月:
米国5校・欧州3校に出願。インタビューを経てUNC・米国他1校・欧州1校に合格(米2校と欧州1校面接前に辞退)。

2020年5月:
コロナ禍で先行きが怪しくなる中、第一志望であったイギリスの某スクールの面接を実施し、撃沈。色々考えた結果、UNCに進学を決める。

2020年6月:
コロナ影響を勘案し、会社・家族・学校と協議し一年間Deferすることを決める。
TOEFL
出願スコア 105(R29、L29、S23、W24)
私の場合、最後の方にRとLが急速に伸びました。やはり、問題演習をひたすらやり続けるのが大事かと思います。スピーキングは自身の話している内容を録音し、その上で模範解答を聞き、模範解答の中で使えそうな表現を丸パクリするということを繰り返しました。加え、説明会やMBA Tour等に参加しながら、Admissionとがっつり話す系の場所に積極的に顔を出して、スピーキングの練習をしていました。Wはもう少し伸ばせれば良かったのですが、AGOSのコマで教えてもらったテンプレを丸暗記して、そのテンプレを先ず短時間で書き出す練習くらいしかしませんでした。この点、もう少しやりようがあったように思います(高得点を叩き出していた先輩などは、Wで架空のStoryを予め用意しておいて、設問に合わせて柔軟に話をうまくすり替えて、最終的に予め用意しておいた架空のStoryに持っていく、という戦略で臨んでいました)。100点以上を確保するまでの焦りがすさまじく、相当追い込まれました
GRE
出願スコア GRE 314(V:152 Q:162)
GMAT・GREは私は完全に失敗したので何も言えません。然し、GMATに固執し続けなくて良かったな、と思います。この点、受験仲間等と情報交換し続けたのが結果的に良かったな、と思います。最後までMath嫌いは改善されませんでした。。。(AGOS中山先生の個別コンサルティングで非常に丁寧に指導いただいたのですが、力不足でした)
Essay
私はAGOSでESSAYにつきレビューを頂いてました。日本語で細かいニュアンスまで理解いただいた上でStoryの整理(WHYMBA?~WHY This School)等々、膝を突き合わせてラリーさせて頂きました。自身の過去の業務経験や苦労した経験などを整理するだけでなく、積極的に学校のリサーチも早い段階から進めていたこともあり、そこまで苦労しませんでした(英語力の問題はありましたが、ネタにはさほど困らず)。Essayは将来のキャリアの方向性や、自身が行きたい学校の良い面にフォーカスして文字に落としていく作業なので、GMAT・GREに比べれば楽しい作業でした
Interview
私の場合、TOEFLのスピーキングの練習に加え、MBA TourやAccess MBA、某スクールのCase Studyセッションなど積極的にしゃべらなくてはならない場に身を置くことで、何となくWhy MBA・Why this school・Career goal等のプレーンな質問に自然に回答できるようになっていきました。もちろん、エクセルで想定問答を用意したりもしましたが、文章で暗記するなどはせず、Key wordsをいくつか暗記をするに留めました。また、Interviewの前は、AGOSのMock Interviewを一二回こなして口を慣らすだけでなく、その学校について教えてくれたアラムナイの名前・印象に残った話・学校の所在地に関する知識(スポーツや観光地など)等の小ネタを確りと思い出して、画面の横に付箋ではったりしていました。UNCの面接は相当プレーンな質問ばかりで、最後North Carolinaで楽しみなこと的なことを聞かれ、バスケの話をしました(私の画面の背景に、兄が昔貼っていたマイケルジョーダンのポスターをさりげなく貼ったり等色々戦略を練ったのですが、気づいてくれたかわかりません)。個人的には、インタビューは最低限のロジック・他の学校との差別化といった点を抑えながら、如何にこの学校に入りたいかをAdmissionに理解させるのが大事かと思いました(その意味で、単語の選び方や声のトーンがとても大事な気がしました)
最後に
妻の妊娠・出産もあったことから、準備時間が足りない中での挑戦でしたが、妻をはじめ周りの親族・また職場の先輩後輩・MBA受験で出会った皆様のサポートのおかげでなんとか乗り切ることができました。一年間Deferになったことは残念ですが、前向きにとらえて漸く迎えることができたMBAを楽しみたいと思います。またその中で、UNCの受験を考えておられる皆様に対しても何かサポートができれば幸いです。テストの勉強のこと、受験のこと、学校に関すること等、なんでもお気軽にご連絡ください。受験は辛いですが、他の会社の方々とも知り合える機会です。うまくメンタルコントロールすることで、受験も最大限楽しんでください!
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T.M.
性別:男
年齢:34歳(2021年8月入学現在)
業界:メーカー
職歴:輸出業務(4年)、海外事業管理・事業投資(6年)
学歴:早稲田大学 政治経済学部
Why MBA?
  • 買収案件を実行する上で必要な会計、財務等の専門知識が自身に不足しており、それらの知識を学ぶとともに、周りを巻き込んで業務を前に進められるようになるためにコミュニケーション力やリーダーシップ等のソフトスキルを身につけたいと考えたため。
Why UNC?
  • MBAの本場である米国のビジネススクールに進学したいと考えたため、且つ、米国のカルチャーを肌で感じたいと思ったため。
  • 環境が良く、私が勉学に集中出来るともに、家族・子供も安心して過ごせるため。
受験プロセス
  • 2018年1月 TOEFL初受験92点
  • 2018年4月 社内選考合格
  • 2018年5月 イフ外語学院に通学開始
  • 2018年8月 GMAT初受験 500点以下で撃沈、スコアキャンセル
  • 2018年9月 TOEFL4回目受験97点、GMAT学習開始(濱口塾)
  • 2018年10月 TOEFL6回目受験 104点出願スコア
  • 2019年3月 GMAT 4回目受験 610点
  • 2019年9月 GMAT 6回目受験 660点(その後、7・8回目受けるも、660点以下でスコアキャンセル)
  • 2020年1月 出願(UNC含め計7校)
  • 2020年2-3月 UNC含め3校から合格通知、2校不合格、2校Waitlist
  • 2020年4月 Waitlistに見切りをつけ、UNCに進学決定
TOEFL
最終スコア104点(Reading:29点、Listening:28点、Speaking:23点、Writing:24点)
大手のAGOS等より安価なイフ外語学院に通いました。Readingの点が上げやすいと考え、単語力、速読力を向上に重点的に取り組みました。Speaking及びWritingは、イフ外語学院提供のテンプレートをいくつか暗記し、試験当日の設問に合わせて、回答をアレンジすることで対応しました。当日の体調、質問の相性もあると思いますので、何度か試験を受けている内に良いスコアが出ることもあると思います。
GMAT
最終スコア660点(V:34点、Q:47点、AW:4.0点、IR:8点)
受験回数は、最終的に人生で受けられる上限回数(8回)に達しました。スコアが伸びなかったので参考になるか分かりませんが、勉強方法は、濱口塾のオンライン教材を使用し、Verbalを中心に勉強しました。特に時間をかけたのは、Sentence CorrectionとCritical Reasoningであり、問題のパターン及び、解き方の把握に努めました。Mathは濱口塾の教材+マスアカや、携帯のアプリ等で学習しました。振り返ると、反省点は次の3点です。①闇雲に試験を受けるのでは、GMAT Prepを活用し、模擬試験である程度の点が取れてから本番を受けるべきだった。②受験対策費用を抑えるため、濱口塾(オンラインで計10万円程度と記憶)で勉強しましたが、時間をおカネで買うことを惜しまず、AGOSやAffinity等にも頼るべきだった。③早い段階でGREを試しに受け、GREとの相性を確認すべきだった
Essay
Sam Haldemanに依頼しました。同氏からWhy MBA、バックグラウンド、仕事でのエピソード等のヒアリングを受け、ヒアリング結果を文字に起こして頂き、その文章について再び意見交換し、ブラシュアップ・推敲していくという流れでした。スパルタで受験生を追い込むようなスタイルではなく、受験生に寄り添ってエッセイを仕上げていくスタイルであり、好みもあろうかと思いますが、時間も節約出来る上に納得のいくエッセイが出来上がったため、おススメです。
Interview
同じくSam Haldemanに依頼しました。面接の対策要領は、日本語の場合と基本同じで、想定されるQに対するAについて、頭の中である程度フレーズをインプットし備えるというやり方でした。Sam氏に何度か模擬面接をしてもらい、回答がスムーズに出来ていない質問等を特定し、対策を重ねました。面接を受けた学校は全て、合格通知を受け取ることが出来ました。
最後に
MBA受験勉強は、仕事、家族などとのバランスをとるのに苦労し、結果的には特にGMATのスコアアップに時間を要し、約2年間の受験生活となりました。社会人になり、これまで以上にタイムマネジメントの重要性を痛感しました。如何に効率よく勉強するかがカギになるかと思う一方、やはり最も大切なのは家族をはじめとする周囲の方々の理解だと思いました。こうやってUNCに進学出来たのも、家族、職場関係者の方々の支援・理解あってのことだと改めて強く思います。
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